ベンチプレスの重量を伸ばすなら“エブリベンチ”という選択肢を
- ONE'S BODY加古川
- 7月3日
- 読了時間: 3分

「ベンチプレスの重量が伸び悩んでいる」「もっと早くMAXを更新したい」そんな方に注目してほしいのが、“エブリベンチ(Everyday Bench)”というトレーニング方法です。文字通り“毎日ベンチプレスを行う”というシンプルながらもインパクトのある手法ですが、正しく実践すれば短期間で著しい成果が見込める方法として一部のリフターやアスリートに支持されています。
なぜ“毎日”ベンチプレスを?
通常のトレーニング理論では、筋肉の回復時間を考慮してベンチプレスは週2〜3回程度が推奨されます。しかし、エブリベンチの考え方は逆。頻度を上げることで神経系の適応を促し、フォームの安定・出力の向上・重量への慣れを一気に加速させる狙いがあります。
筋肥大よりも「神経の再教育」と「技術習得」にフォーカスした方法なので、初心者よりもある程度フォームが固まった中級者〜上級者向けの手法と言えるでしょう。
実施方法のポイント
毎日ベンチプレスをするとはいえ、全力でMAX挑戦を繰り返すわけではありません。以下のポイントを押さえて取り組みましょう:
重量は60〜80%の範囲でコントロール 高重量ではなく、テクニックを磨くのに適した重さで実施します。例:MAX100kgなら60〜80kg程度。
1〜5セット、5〜8回程度で終了 量より“質”を意識。短時間で集中して終えるのが鉄則です。
疲労度を感じた日は軽めに、もしくはフォーム練習のみ オーバートレーニングにならないよう、自分のコンディションと相談しながら継続します。
週1回だけ高重量の日を設ける 毎日軽めにやるだけでなく、週に1度は90〜95%の高重量に触れる日をつくることで、神経系にしっかり刺激を入れます。
疲労が抜けなければオフを取るのも1つの手段となります。
疲労回復が一番の重量アップにつながる為です。
メリットと注意点
メリット
神経系が鍛えられ、重量が扱いやすくなる
フォームが安定し、無駄なエネルギー消費が減る
筋肉痛が起きにくくなる(慣れるとリカバリーが早くなる)
ベンチプレスに対する“心理的負荷”が軽減される
注意点
睡眠と栄養が十分でないと逆効果になる
肩や肘に違和感を感じたらすぐ中止する
長期的にはオフ期間も必要(3〜4週間続けたら1週間休むのもOK)
エブリベンチは「継続が鍵」
最初の数日は筋肉に張りを感じたり、だるさを感じることもありますが、1週間を過ぎたあたりからベンチプレスが“軽く感じる”感覚が出てくることがあります。これはまさに神経系の適応が起きている証拠。フォームも自然に安定し、バーの軌道もぶれにくくなっていくでしょう。
まとめ
エブリベンチは、正しく実践すれば最短でベンチプレスの重量を伸ばすための強力な武器となります。もちろん万能な方法ではなく、個人差や体のコンディションに左右される面もありますが、「何としても伸ばしたい」「限界を突破したい」という意欲あるトレーニーにはぜひ一度試してみてほしいアプローチです。
筋トレは“量より質”と言われますが、時には“頻度”がすべてを変える鍵になるかもしれません。
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